たそブログ

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円安・円高って何

こんにちは、マナです。

 

最近、テレビのニュースで

「止まらぬ円安」などと良く聞きますね。

 

今日は円安・円高についてお話ししたいと思います。

 

目次

 

 

1 なぜ円安・円高という現象が発生するのか。為替レート(為替相場)って何?

 

アメリカ旅行に行くとしましょう。

向こうで買い物をする場合にドルが必要ですね。

では円をドルに換えたいと思います。

 

さて、10000円をドルに両替してもらうと何ドルになるでしょう?

 

・・・答えは「為替レート(為替相場)によって異なる」です。

 

為替レート(為替相場)とは

円とドルなど異なる通貨が交換されるときの交換比率のことです。

 

交換の比率を為替レートという

 

例えば為替レート 1ドル=110円のときに

10000円を両替すると約90ドルになります。

(10000円で約90ドル買うことができる。)

 

2 円安と円高の違い

 

為替レートは通貨の価値によって日々変動します。

その通貨が欲しい人が多くなるほど、価値が高くなっていきます。

 

円が欲しい人が多い=円の価値が高い

円が欲しい人が少ない=円の価値が低い

 

では、下記の表を見てください。

 

 

①②③どの為替レートの時が、もっとも円の価値が高いと言えるでしょうか?

 

同じ10000円でより多くのドルを買える③が円の価値が高いですよね?

 

 

①⇒②、②⇒③のように、円の価値が上がったことを円高(ドル安)といいます。

反対に③⇒②、②⇒①のように、円の価値が下がると円安(ドル高)です。

 

3 今の日本はなぜ円安が進行しているのか。

 

2022年に入ってからの為替レートは(Googleファイナンス参考)

 

1月には1ドル=115円だったのが4月には1ドル=122円、

その後も上がり続けて7月には1ドル=135円、

そして今月10月にはついに144円と、どんどん進んでいます。

 

これは、各国と日本の金融政策の格差からといわれています。

※金融政策、金利については別記事にする予定です。

 

今の日本は超低金利で、銀行に預金しても微々たる利息しか得られません。

しかし、アメリカは利上げによる高金利=預金で得られる利息が高い状態です。

預けているだけで増えるお金にこれだけ差が!!

 

当然、利息が高いドルで預金したい人が増えるので

円が欲しい人が少なく、ドルが欲しい人が多くなっているのです。

こうして円の価値がどんどん低くなっています。

 

4 円安・円高のメリット・デメリット

 

円安が進むことは、悪いことなのでしょうか?

円安・円高それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。

 

円安のメリット

企業は、輸出で稼いだ外貨を多く円に換えることが出来る。

(海外で販売価格を安くして、海外での販売競争に参戦しやすい)

=経済成長のチャンス

 

円安のデメリット

海外旅行が高くなる。

くらしに関わる(主に輸入系の)物価が高騰する。

=生活が困窮する

 

円高のメリット

海外旅行に安く行ける

くらしに関わる(主に輸入系の)物価が下がる。

=生活が楽になる

 

円高のデメリット

輸出で稼いだ外貨を円に戻したときに目減りする。

目減りする分を価格に上乗せすると今度は海外で売れなくなる。

=経済に悪影響

 

5 このまま円安が止まらないとどうなるの?

 

円安・円高どちらにもメリット・デメリットはあるので

一概にどちらが良いとは言えません。

ただ、現在はロシア・ウクライナ情勢も相まって物価高騰に拍車がかかっています。

 

このままだと物価が上がり続け、今持っている円預金(現金)では

生活がままならなくなるということが不安視されています。

 

6 円安に歯止めをかけるには?

 

そう簡単には状況を変えられないのが現状です。

 

世界各国と同様に日本も利上げすれば

日本の経済は立ち行かなくなってしまいますし、

9月22日に日銀が為替介入(ドルを売って円を買う)を行いましたが、

こちらも効果は薄いものでした。

 

国もこれといった手を打てず、円安が進行していっているのが現状です。

 

7 止まらない円安に対して私たち個人で出来ること。

 

まず自分の資産を守ることを考えましょう。

すべての資産を円で持っているという方は、このまま進行する

円安・物価高のなかで生活を続けると資産が目減りします。

 

円だけでなくドルやそのほかの外貨に分けて資産をもつことで、

リスクを分散させましょう。

 

 

また、支出を少しでもおさえるという意味では

少しでも円安の影響を受けにくい日本国内製品を選ぶ

(例えばパンよりお米を食べるようにする)など工夫してみましょう。

 

8 さいごに

 

外国人観光客の増加など円安に歯止めをかける期待要素はありますが、

今は危機感をもっておくことに越したことはないでしょう。

 

大切な資産を守り、この苦しい状況を乗り切るために必要な

お金の知識を身につけましょう。

 

少しでも皆様の役にたてば嬉しいです。

 

ではまた。

入力は月末に1回だけ!超ざっくり家計簿(Excel)

こんにちは。マナです。

 

 

家計簿、つけていますか?

 

お金を増やすためには浪費をなくし消費を抑える必要があります。

そのために、どんな形であれ家計簿は必須だと私は考えています。

 

ですが、継続してつけるのはなかなか難しいですよね。

私も家計簿をつけ始めたころはよく挫折しました。

 

市販の家計簿、スマホアプリ、Excel表計算

色々な方法を試して私がたどり着いたのは

入力は月末に1回だけ!超ざっくり家計簿(Excelです。

 

今日はこちらをご紹介したいと思います。

 

 

どんな家計簿か、さっそくご覧ください。

 

 

1カ月の家計簿はこれだけです。

何をいくらで買ったなど、品目は面倒なので一切記録しません!

 

【固定費】水色背景

毎月同じ金額の支出です。

(家賃・駐車場代・保険料・インターネット月額・小遣いなど)

 

変動費※黒色枠

毎月金額が異なる支出です。(携帯料金・水道光熱費等)

変動費のうち、食費などレシートが多く計算が大変なものは

黄色背景になっています。(食費・外食費・日用品・そのほか・医療費)

黄色点線内の計算用セルに金額を打ち込むと、合計金額が自動計算されます。

 

【貯金】※ピンク色背景

収入に対して決まった割合の金額が自動計算されます。

貯金は残ったお金でするのではなく、先取りしましょう。

金額は毎月○○円というように金額で決めるのではなく、

収入の○○%と決めるようにしてください。

夫婦共働きで二人暮らしなら、だいたい20~30%くらいが目安です。

 

【収入】※赤色点線枠

主に給与のことです。

 

【メモ】※青色枠

品目を記録しない代わりに、特殊な支出の内容や

使いすぎ等の気になる点をメモしておきます。

※画像の例以外だと、税金の支払いやレジャーなど、

後で「これ、何でこんなに使ったんだっけ?」

となりそうなものは書いておきます。

 

【損益】※緑色背景

収入から支出を引いた差額です。

マイナス数値になれば赤字ということです。

 

いかがでしょうか?

仕分けボックスを用意してレシート(領収書)をためておき、

月に1回このシートの黒色枠・黄色点線枠内・メモを入力するだけなので

30分もあれば終わっちゃいます。超簡単です♪

 

テンプレートを作る最初だけ少し面倒かもしれませんが、

自動で計算できるし、すべて自分で項目を作れるので

私はこれが一番しっくりきました。もう5年以上続いています。

参考にしていただけたら幸いです。

 

それではまた。

上手な節約とは

こんにちは。マナです。

今日のテーマは「家計の見直し・節約」です!

 

 

お金が無いなぁと思った時、まず節約という言葉が

浮かぶ人が多いのではないでしょうか。

 

・スーパーのチラシチェックや、ポイント活用でお得に買い物をする。

・使用していない電化製品の電源は切る。

・冷暖房の使用を節制する。

 

日々の生活で出来るこういった節約も良いとは思いますが、

それらは本当にあなたの家庭で削るべきところではないかもしれません。

また、電気の節約などは労力に対して結果が小さく長続きしない場合が多いです。

 

がむしゃらに節約を重ねて、たいした結果が出なくて疲れてしまわないよう、

順を追って家計の無駄を見極め、効率的な節約をしましょう。

 

お金を計画的に使う

お金を計画的に使っていますか?

 

 

もし無計画に使っているのであれば、ざっくりでもいいので

予算を設定して計画的にお金をつかいましょう。

 

ちなみに、貯金はお金が余ったらするのではなく、

毎月の予算内にあらかじめ組み込んでください。

コツコツ貯めるというのは、毎月の収入から貯金を捻出するということです。

 

ただし、毎月食費は○○円・貯金は必ず○○円する!といった

金額固定の計画はおすすめしません。

この方法は収入の多い月・少ない月で家計バランスを崩す可能性があります。

 

こうならないために、金額で固定せず、支出の割合で予算設定するのです。

 

収入が少ない時には、貯金もそれ以外の支出もそれぞれを抑える。

たくさん収入があった時には、無駄に使いすぎないよう貯金をしっかりする。

 

 

と、これだけですでに節約の効果があります。

 

 

理想の支出割合と比べてみよう

まずはこちらの理想の支出割合と、

今のあなたの家計状況家計簿)を照らし合わせてみましょう。

 

いくつかの項目について解説します。

住宅費

持ち家なら住宅ローン、賃貸なら家賃のことです。

駐車場を借りている場合は駐車場代もここに含めます。

水道光熱費

水道料金・電気料金・ガス料金。

通信費

インターネット料金・携帯電話料金。

食費

スーパー等で買い物した食材・外食費。

被服費

服・下着・かばんや靴など衣料関係。

交際費

飲み会・プレゼント・お中元やお歳暮など。

教育費

授業料や遠足、学校用品、塾、家庭教師、習いごと、交通費など

 

いかがでしょうか?

あなたの家計状況と照らし合わせてみて大きく差が出た場合は

その理由を考えてみてください。

 

「教育にはお金をかけたいと思っている」

「仕事や趣味で、被服費にお金をかけている」

 

など、理由があるなら大丈夫です。

それがあなたの家庭の適正な割合なので、無理して変えずに

他に引き締められる部分の割合を調整すればよいのです。

(外食を減らして食費割合を抑える等)

 

特に子供が出来ると、教育費や子供にかけるお金に対して

子供にはお金がかかってあたりまえと思われる方が多いようです。

 

「みんなこれくらい使っているんじゃないの?」

「子供にはお金がかかるもの、仕方ない」

「周りの子はみんな、複数の習いごとをしている」

 

このように思い込みや、周りに合わせて教育費を使ってしまわないよう、

我が家はどういう方針で子育て(教育)するのかを考えましょう。

お金の使い方もその方針に沿ったものにしましょう。

 

・我が家はどのようにお金を使うのか

・何に優先的にお金を使いたいのか

 

これらの考えをもとに、理想の支出割合との比較を行ってくださいね。

 

 

見直し

理想の支出割合とあなたの家計状況と照らし合わせてみて

大きく差が出ているのに、とくに理由はない・なんとなく高い。

こんな場合は、見直しの対象です!

 

例えば、

携帯やインターネット料金などのプランを初めに契約したまま

ずっと使っていて今はもっと安いプランがあった!

というような固定費の無駄が見つかった場合は、

プラン変更をするだけで節約効果がすぐ反映されますよ。

 

他にも、食費が高すぎるが特に理由はない。そんな場合には

冒頭に書いたような「スーパーの買い物をもっとお得に!!」

といった節約が活きてきます。

 

スーパーでの買い物金額を意識するだけでなく、

外食に使いすぎているのなら可能な範囲で自炊の努力をするなど、

無理のない範囲で節約を試みてくださいね。

 

特別支出

なお、ここまでで表した支出の予算(割合)には、

税金、保険(年払いの火災保険等)、車検、家電などの

特別支出とよばれるものは含まれていません。

 

うっかり忘れていて「支払えない」ということがないように、

1年分を見越してあらかじめわかっている特別支出

リストアップするなどして、支払いに備えましょう。

(ボーナス等の特別収入をこれらの支払いに充てられるよう計画する、など。)

 

まとめ

いかがでしたか?

我が家の適正な支出割合を把握し、予算を設定してお金を使う。

このポイントを押さえてお金の管理をするだけで、無駄遣いをふせぎ

安定して貯金が出来る。これが、効率の良い節約だと私は思っています。

 

「お金がいつも足りない、どうしよう?」「何かいい節約術は無いか?」

と漠然と悩むより、分かりやすく家計の見直しが出来ます。

 

お金に対して、不安がっているだけでは何も変わりません。

自分でお金のことを勉強し、知り、行動することで不安は取り除けます。

 

勉強と聞くと構えてしまうかもしれませんが、このようなブログを

読んでいるだけでも十分、お金に対して動こうとしている証拠です。

あとは行動あるのみ!

 

 

それではまた。

資産運用?投資?何をすればいいの?

こんにちは。マナです。

 

「預貯金だけでなく資産運用もした方が良い」

と耳にしたことはあると思います。

 

「気になる金融商品がある」などすでに具体的な興味・関心がある場合は

積極的に動けるかと思いますが、

漠然と「何かやった方がいいみたいだけど…?」と思っている段階の方は

分からないことも多いのではないでしょうか。

 

「何かしなければとは思うが、資産を運用するってどういうこと?」 

「今の私が(経済力的に)投資に手を出して大丈夫なの?」 

 

そんな方に読んでいただきたい記事となっております。

 

目次

 

 

1.資産運用って?

 

そもそも、資産運用とはどういったものなのでしょうか。

 

普通預金や定期預金といったお金を貯めることもそうですし、

お金を増やすために株式や債券、投資信託といった金融商品を買って

投資することも資産の運用です。

 

預金で普段の生活に必要なお金近い将来必要なお金を貯めておき

投資で(労働で得る収入以外に)お金を増やす。

このように自分の資産をどのように生かすか管理することが資産運用なのです。

 

預金はおそらくほとんどの方がしているのではないでしょうか。

ただし、預金しているだけでどんどんお金が増えた昔とは違い、

現代は超低金利につき定期預金でも大した利息はつきません。

 

金利・利息がよく分からない方はこちらの記事もご覧ください)

okanemoney.hatenablog.com

 

つまり「預貯金だけでなく資産運用した方がいい」と言うのは、

預貯金だけでなく投資も視野に入れないとなかなかお金は増えないよ

ということを言っているんですね。

 

 

2.いきなり投資を始めてはいけない。

 

「じゃぁ投資やってみよう」と思われたのはいい事なのですが、

 

ちょっと待ってください!

 

現在の家計がどのような状況かは把握されているでしょうか?

何のためにお金が必要なのでしょうか?

今の資産から、投資資金を捻出しても余力はありますか?

 

「家計は把握していない」「なんとなく必要そうだから」

「言っていることがよく分からない」

このような方は、まだ投資をはじめてはいけません。

 

お金を増やすには、準備が大切なのです。

準備をせずにはじめると逆に家計を圧迫する可能性もあります。

 

3.投資をはじめる準備

 

私が考える、投資をはじめる前にすべき準備は以下のとおりです。

 

・家庭の経済状況を把握する

・将来何にどのくらいお金が必要なのか計画を立てる

・投資できる資金を準備する

 

投資といっても商品や投資金額によってリスク・リターンは様々です。

どのくらいお金が必要なのかをイメージすることで

自分にあった商品を選びやすくなるでしょう。

 

また、投資にあてるお金は当面の生活費・近い将来使う予定のお金

確保し余力が出てから捻出します。

その為にも毎月どのくらいの生活費が必要なのかを把握することは必須です。

 

出来ていないものがある方は、まずこれらからはじめてみてください。

こちらの記事にもまとめています。

 

okanemoney.hatenablog.com

 

 

4.まとめ

資産運用とは、お金を貯めること(預金)増やすこと(投資)

 組み合わせて自分の資産を管理していくこと。

今の時代、預貯金だけでなく投資もしないとお金を増やすことは難しい

・投資は準備が出来てからはじめること。

 

 

いかがでしょうか。

資産運用・投資についてお分かりいただけましたか?

お金のことで不安になっている方の

少しでも力になれればうれしいです。

 

ではまた。

はじめまして

はじめまして

西野マナと申します。

アラフォー主婦です。

 

日々の生活で「楽しそう・面白そうだなぁ」と思ったことや、

気になって勉強したことをまとめて綴っていきたいと思います。

これからよろしくお願いいたします。