「投資」はギャンブルではないということを理解してほしい
「投資はギャンブルみたいで怖い」というイメージを
お持ちの方がいるのではないでしょうか?
率直に言うとそれは誤った認識で、そのようなイメージだけで
投資を敬遠しているのであればもったいない事です。
そんな方に読んでいただきたい記事となっております。
■「投機」と「投資」
「投資」という言葉はよく聞くと思いますが、「投機」はご存じでしょうか?
それぞれの意味はこちらです。
【投機】とうき
価値の上がり・下がりを短期的に予想して売買し、収益を得ること
【投資】とうし
価値ある資産を長期にわたって保有し、配当金等の収益を得ること
もう少し分かりやすくするために株を買うことを例として、
投機と投資が具体的にどういうものか見てみましょう
【投機】
一株1000円の株を1000株(100万円分)購入する。
一株1100円に上がった時点で売却 ⇒ 購入金額との差額(10万円)の利益
一株900円に下落した時点で売却 ⇒ 購入金額との差額(10万円)の損失
(このように、売却時の差額で得る利益をキャピタルゲインと言います。)
<特徴>
ハイリスク・ハイリターン
元手が少ないと大きな収益を得にくい
【投資】
一株1000円の株式を100株(10万円分)購入する。
持ち続けて毎年配当金をもらうことが目的。
配当金の利率2%であれば、
100,000円×0.02=2000円
一年ごとに2000円の配当金を得る
(このように継続して受け取る利益をインカムゲインと言います。)
<特徴>
一回当たりの収益は少ないが、継続して収益を得られる
いかがでしょうか。
よく「投資はギャンブルのようで怖い」と思われているのは
ずばり、「投機」のイメージが強いのだと思います。
■投機がダメということではない
「投機」にギャンブル性があるという紹介の仕方になってしまいましたが、
投機=ダメ・悪いものということではありません。
「ギャンブルのようで怖いから株や投資信託等の金融商品にはノータッチ!」
と思っていた人に投機と投資の違いを知っていただくことをこの記事では目的にしております。
「投資」の特徴的なメリットですが、
・配当金の利率は銀行預金よりも高いことの方が多い
・株式や社債等で企業に投資すれば、社会貢献にもなる。
このように私は考えています。
不況、不況だと言われるこの時代に労働以外でお金を増やすために
今までと同じく超低金利の銀行に預金しているだけよりは
自分の利益にもなるし社会貢献にもなる「投資」は悪くないと思いませんか。
銀行と違い元本保証はされないのでリスクは覚悟する必要がありますが、
知識をつけ、準備を整えて始めるのであれば過度に怖がる必要はないです。
本日は「投機」と「投資」についてお話しました。
少しでも皆様の役に立てば嬉しいです。
ではまた。